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執筆者の写真じゃがいも

ゆったり菜時記-9 新じゃが 皮やわらかビタミン豊富

2013-08-03

月日のたつのは早いもので、暦は8月に変わりました。熱い日ざしの

中で、野菜たちは順調に成長して食べ頃となってくれました。

定番のトマト、ナス、キュウリを毎日おいしく頂いています。

 そんな中で、新じゃがを収穫しました。思えば5月中旬、畑に畝を

作り、履いている長靴をスケール代わりにして植え付け間隔を決め、

種イモを土の上に並べて置いてから、かぶせた土と種イモをなじませ

るために長靴で踏みつける。「おやじ~、もっと優しく踏めよな~」

の声を無視して、土の中に埋め込んだ15個の種イモ。

あれから2カ月半、まだ葉の色は緑で完熟ではありませんが、食べら

れる大きさに育ってくれたジャガイモを早採りしました。

 畑の一番端に植えた1本目の茎の下の土を手で掘っていくと、薄皮の

ジャガイモが次から次に顔を出し、19個の新じゃがを収穫することが

できました。

 わが家のジャガイモ掘りは、1本抜いては食べ、食べ終わったら次の

1本にと食べつなぎ、秋の本格的な収穫へと入っていきます。

 新じゃがは、皮がやわらかくみずみずしく、ビタミンも豊富だそう。

早速、畑からタマネギとサヤインゲンも収穫して、妻に肉じゃがを作って

もらいました。

 新じゃがを丸ごとひとつ口の中に放り込むと、さくさくした食感が口の

中に広がります。

「うまいべ」とジャガイモが自慢しているようなおいしさで、

「ありがとよ」と答えると、ジャガイモは黄色い顔をしてほほ笑むのです。




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