マルハナバチ&トマト勉強会に参加 上川振興局主催 23/09/15
更新日:2023年10月6日
2023-09-15
上川振興局環境生活課自然環境係主催で開催された
「マルハナバチ&トマト勉強会」に参加しました。
開催日時・場所
9月15日(金) 10時から11時30分
美瑛町公民館宇莫別分館
内容
・トマト生産現場における試み(ハチを使用しない生産方法)
・農業用セイヨウオオマルハナバチ管理の実態・実例紹介
・セイヨウオオマルハナバチ許可手続き及び全道の許可状況
・十勝連峰におけるセイヨウオオマルハナバチの生息状況報告
・現地視察(ハチを使用しない生産方法について)
マルハナバチ&トマト勉強会のチラシ
セイヨウオオマルハナバチの野生化は、道内の生態系の破壊に
つながり、大雪のお花が消えてしまう可能性が有り、駆除活動が
15年程前から始まりました。
その後、駆除活動に加えて、特定外来生物に指定、トマト農家から
逃げないための許可や網の設置で管理されるようになりました。
今後は、野生にいるセイヨウオオマルハナバチをさらに駆除する
活動が重要となりますね。
追記
セイヨウオオマルハナバチ(セイヨウ)授粉の代案とは、トマト農家方の
勉強会が開催それたそうです。
20年ほど前に、ハウス栽培の授粉を促進する効果を期待され
輸入され、ハウスから逃げ出し、在来種のハチの生態系に影響
し悪影響を与える結果となり、セイヨウ駆除活動が東大の
鷲谷いずみ先生の主導で始まりました。
その後、外来生物に指定され、授粉の為のセイヨウの管理も
制度化され、今日に至っております。
上川管内では330カ所の農家さんが許可を受けているそうです。
ある農家さんが、逃げ出したセイヨウが自然環境への悪影響を見て
代替えの方法で試験をして、収穫量にほとんど影響が無いことを
確認し、今回のの勉強会になったそうです。
近い将来、セイヨウを使わないトマト栽培と、駆除活度をさらに
推進していったら、元の自然環境に戻り、大雪山のお花畑も
今の姿を将来も見ることが出来るでしょう。
セイヨウの駆除活動に参加してきた、私達夫婦にとって、ほっと
するニュースでした。
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